natural life

簡単!キッチンでコンポスト

こんにちは、30代主婦のパンダです。

料理すると毎回出てくる、野菜クズ余分な脂身食べ残し

皆さんどう片付けていますか?

私は半年前まで、調理スペースに
ビニール袋を置いて溜めていました。

水を切ってビニール袋に入れて、
朝晩の調理後に毎回ゴミ箱に入れていました。
それだと水は完全に切れず重いし、ビニール袋を
毎日2~3枚消費します。

スイカの皮、ミカンの皮、
トウモロコシの芯、なんてあったら すぐにいっぱいになっちゃう

ですが、現在は あるもの を導入したおかげで、
毎日楽しく生ゴミを片付けています。

それは、コンポストです。
キッチンで土を作りながら、
生ゴミ廃棄ほぼゼロ生活 を始めませんか?

こんな私にも使えました

”コンポスト”ってどんな印象ですか?
私が抱いていたイメージは…

エコに関心が高くて、時間に余裕のある人が、
戸建ての庭で使うものでしょ
私には無縁だわー

参考までに、
コンポストを使っている私の状況は…

・エコへの関心はまあまあ
・共働き育児中でバタバタ
・マンション住まい
・気に入ったデザインのものしか使いたくない!!

そんな私にピッタリだったのが、
袋タイプのコンポスト。おしゃれなデザインです。

コンポスト 3つのメリット

コンポストは誰でも始められます

  • 生ゴミ排出量が激減
    ・ごみ出し回数が激減
  • 臭くないし、おしゃれなデザイン
    → マンションの室内で使えます
  • 観察が楽しい
    ・土の変化が分かりやすい
    → 見守る楽しみが増える
    → 続けられる
    → 栄養たっぷりの堆肥ができあがり!
    → 家庭菜園しちゃう?

不安だったこと

私はコンポストを始めて半年経ちます。
当初の不安は…

1. 虫は苦手。出たらどうしよう
2. ベランダでなく、キッチンで使えるかな
3. 臭いのは嫌だ
4. 面倒にならず続けられるかな

というものでしたが、全て解決!
それぞれ私の経験から解説します。

不安 1 虫が出る? 虫の処理が必要?

虫は苦手。うようよ出てきたら どうしよう…

虫がコンポストの中に入る スキ を与えない!
ファスナーをしっかり閉める!

外から虫が入り込める状態だと、虫がわくようです。 ハエ、アメリカミズアブ、うじ虫…

  • 別に虫がいても気にならない
    → そのままでOK
  • 早く処理したい
    → コンポストの中身を全部ビニール袋に移し、
      空気を抜いて2・3日天日干し

  上記の処理をすると、高温と酸欠でほとんどが死滅するそうです。

コンポストにとって、虫は分解を促進してくれる存在。
悪者ではありません。
でも虫が苦手な私にとっては、いない方が嬉しい。
虫の助け無しに分解を進めたい!

虫をコンポストの中に入れない!
卵を産ませないようにすれば、
虫は防げるってことね。
私はキッチンに置いているし、
虫が入り込むスキはない!

と思っていたら… 

夏、内側の袋に1mm以下の 白く丸い虫 が大量に発生しました… 

LINEのLFCホットラインで、サポーターさんに問い合わせたところ、
正体が判明しました。

粉状の虫は食品ダニ(コナダニ)です。
常温保存の食品(乾物、粉類、調味料、お菓子等)にいるのですが、
普段(家庭)は目に見えるほど発生はしません。
コンポストが快適なため大量発生するのですが、
固いものを分解してくれる優秀な分解者でもあります。

サポーターさん
サポーターさん

内袋に集まっているのは、
コンポストの温度が上がったりエサが少なくなったりして
基材の居心地が悪くなり、
上の方に集まってきているものと思われます。

食品由来のため処理が難しいのですが、
このままでも人や堆肥に悪影響はありません

…と、丁寧に回答いただきました!

その数日後、コナダニは目に見えるところに出てこなくなりました。

あくまでもコンポストの中で発生しているだけで室内に影響はないし、
小さいのでよく見なければ気づきません。
でも虫が苦手な私は、やはり嫌でした。

きちんとファスナーを閉めて虫をシャットアウトすれば、
大きな虫は防げます。
それでも、ごくごく小さな虫の発生の可能性はありますね。
( コナダニ や コバエ )

不安2. キッチンで使える?

コンポストは庭やベランダで使うもの?
室内でも使える?

使えます!
壁っから離し、通気性を確保します
生ごみ発生場所=キッチン に置けば、
調理後の作業の流れで土づくりできます 

コンポストの購入サイトでは、
風通しの良い庭 や ベランダ がオススメされていましたが、
私は キッチンの片隅 で使用しています。
通気性の良い場所。壁から離し、底面の通気性も確保します)

ベランダまで出る必要がなく、
冬の寒い日でも、暖かい室内で作業できます。
暖かいおかげで、生ごみの分解も進みます。

かき混ぜる時、土が少し出てしまうことはありますが、
袋は二重なので、床に落ちるは少量です。
その場ですぐに拭き取ればOK!

不安3. やっぱり臭い?

生ごみを入れるってことは、臭いが気になる?

基本的に土の香りです。
生ごみの種類により、臭くなることもあります。
きちんと手入れをすることが大切!

臭いが気になるから入れない方が良いのでは?と思うのは、
脂ののった焼き魚の食べ残しです!
焼きサバの皮を入れた日は、いわゆる生ごみの臭いにおいになりました。

手羽先や手羽元のや、焼き魚のを入れた翌日は、
鼻を近づけると、お肉やお魚のにおいがするな、と分かりますが、臭くは感じません。

また、柑橘の皮を入れた翌日は爽やかなにおいになります。

生魚のアラや生肉などにおいの強いものを入れると臭いが発生するそうですが、
しっかり混ぜることで分解が進み、臭いはなくなるそうです。

不安4. 面倒にならずに続けられるかな…?

毎日かき混ぜるのって面倒では?

むしろ、毎日変化があって楽しい

土を混ぜると毎日変化を感じられます。
・ 土がしっとりしてきた、
・ 玉ねぎの皮の姿が見えなくなった、
・ 色が黒っぽくなってきた、
・ 毎日生ごみを入れているのにカサが変わらないな、などなど。

分解の様子は目に見えないけれど、
ちゃんと分解が進んでいることは土の様子からよく分かり、やりがいがあります。

赤ちゃん(最初の土)に、ごはん(生ごみ)をあげて、
お世話して(かき混ぜて)育てている気持ちになってきます。
もうコンポストは家族の一員です。

手軽に始めたいなら、LFCコンポスト がおすすめ 

LFCコンポスト
生ごみから美味しい野菜をつくろう
https://lfc-compost.jp/product

まずは、定期便+追加購入で専用バッグ・内袋を1個 の購入をおすすめします。

LFCコンポストセットの定期便
事前に決めたサイクル(1 or 2 or 3か月)で、新しい内袋と基材が自動的に届きます。
サイクルは、3人家族(夫婦+幼児)で2か月がちょうど良いです。

単品購入品を同梱できます
専用バッグと内袋(底板付き)は単品購入することができます。
継続してコンポストで堆肥を作るのにおすすめです

私は、2つの専用バッグをキッチンに置いています。
1つは生ごみ投入中、もう1つは熟成中です。

生ごみを投入したついでに、熟成中のコンポストもかき混ぜ、
キッチンで堆肥を完成させています。

2か月サイクルの場合の流れは下の図の通りです。

販売元は、ローカルフードサイクリング㈱さんです。
こちらの本当にサポートが充実していて助かります。
困ったことがあれば、LINEで質問するとLFCサポーターさんから回答をいただけます
私は5回ほど利用し、たいてい翌日には返信いただいています。

ローカルフードサイクリング㈱さんは福岡の会社で、
最近はフランスにも進出されています。
当初は紙製だった内袋が布製に変わって使いやすくなったり、
出来上がった堆肥を送るとお野菜が届くというキャンペーンが始まったりと、今後の展開も楽しみです。

LFCコンポスト 毎日の作業を紹介します  

では、私の日常になったコンポスト生活を少し紹介します。

呼び名 :つちちゃん
置き場所:キッチン(リビングとの境辺り)ニトリで買った網かごをひっくり返したその上

 料理するときは調理スペースにステンレスボウル(中サイズ)を置いておきます。
② 出てきた生ごみは、細かく包丁やキッチンバサミで切ってそこに溜めます。

  • ニンジンや大根の葉の付け根
  • 葉物野菜の傷んだ部分
  • 玉ねぎの皮
  • 卵の殻
  • 手羽元の骨、取り除いた肉の脂
  • 焼き魚の骨
  • 食べ残し
  • お茶殻
  • ドリップコーヒーの出がらし などなど

子ども(年長さん)がおやつにミカンやバナナを食べるときは、
子ども自らボールを取り出して、そこに剥いた皮を入れてくれています。

 食事後のあと片付け時、生ごみをためたボウルと木べらを持ってコンポストへ向かいます。
といっても2~3歩、2秒です。

 ファスナーを開けて、木べらで土を底からよくかき混ぜます。
前日に投入した物は、まだ鮮やかな色としっかりした形で残っていますが、
数日前の物はもう黒っぽくなっていたり、小さくなっていたりします。


⑤ そんな様子を確認しながら、中央にくぼみを作り、ボウルの中の生ごみを投入します。


⑥ それが隠れるように周りの土を木べらでかけたらファスナーを閉めて、完了です。

熟成中のコンポストがあれば、そちらもお世話をします。
先ほど空になったボウルに水を汲み、熟成中のコンポストにまんべんなくかけます。
また木べらでよくかき混ぜたら、ファスナーを閉めて完了です。

熟成中のものは色が黒っぽく、生ごみの形はほとんど残っていません。
残るのは、卵の殻、手羽元の骨(これは入れた時点からほとんど変化なし笑)くらいです。

⑦ シンクへ戻り、ボウルは他の食器と一緒に食洗機へ。
初めのうちは「生ごみに触れるから…」とボウルと木べらはほかの食器と分けていましたが、今は気にならなくなり食事用の道具類と一緒に保管しています。

通常はスコップを使うようですが、木べらでも問題なく進められています。

コンポスト生活での変化   

このようなコンポスト生活を続けてみて、何か変化があったか思い返してみました。

・ 生ごみは汚くないんだ という気持ちになった 

コンポストを始めてから、生ごみ=汚いという気持ちがなくなりました。
生ごみはそのままの状態では臭くなり、かさばり、ゴミになります。
ですがコンポストを利用すれば、生ごみは土の大切なエサになります。
臭くならず、形が無くなっていき、ごみが発生しないのです。

今まで何袋も生ごみを捨てていて、
何てもったいないことをしていたんだろう 

・ ごみ処理の手間が激減 

コンポスト開始前は、毎週2回、可燃ゴミ出していました。
ですが、現在は2週間に1回です。
かさばる生ごみのために、何度もゴミ箱にかけた袋を取り換えて、
ベランダのコンテナへ移動させることもなくなりました。
夏の臭い対策として、生ごみを冷凍庫に保管ずることもなくなりました。

朝のゴミ出しが減って楽になりました~ 

・ 土→植物→食事→土→…という循環を実感する 

私が作った堆肥は、キッチンとベランダにある観葉植物の鉢に足しています。
その直後から、観葉植物からはみるみる新しい葉が出てきて成長が早くなりました。


また、植えた覚えのない芽がいくつも出てきました。
コンポストでは分解が難しい野菜の種から発芽することがあるそうです(カボチャ、トマト、瓜など)。
スペースが限られているのでトマトの芽を残して育て、無事、実らせることができました。
種と土を用意して、作った堆肥を利用して栽培するのが通常ですが、
種は植えずに、何が発芽するかお楽しみにするのも良いと思います。

2か月ごとにどんどん堆肥ができるので、私自身では使い切れず、残りは親戚の畑で使ってもらっています。
自分の育てた堆肥が、また次のお野菜の成長の力になっているというのは何とも嬉しいです。

この循環を子どもに身近に見せてあげられるというのも、
良いポイントです。

コンポスト生活、おすすめです

 実際にコンポストを始めてみると、迷うことも出てきます。
・生ごみを細かくするってどの程度?
・熟成中にこんなに水を入れるの?とか。

でも、意外と適当で大丈夫!というのが私の感想です。
私は、土が温かくなっていれば上手くいっていると判断しています。
困ったらLFCサポーターさんに聞いてみるという手段もありますし、
フェイスブックグループにも参考になる投稿が多いです。

私にとって良いことばかりだったLFCコンポスト、
ぜひ皆さんも一度試してみてください!